2013年8月3日土曜日

最近のワイン

夏ゆえ鳥見はお休み中。来週末から夏休みで十勝地方に行くので、その時まとめてみてくる予定。とは言え、8月のお盆頃とか最悪のシーズンだからなあ。期待しないで行きます。

と言うことでワインの続き。ま、備忘録なのです。

XTANTの2005年。外で飲みました。やはりうまいです。ミントの味がするのは何故。

マーカッシンの2001年かな。会社の後輩がレストランに持ち込んだ。有名なピノノワールですな。アルコール分が高く、いかにもカリフォルニアのピノノワールという感じ。今まで飲んだ中ではDuMolのピノに似ていると思った。ソノマ・コーストのワインだがアルコール分は14%に達する。


ドメーヌ・ポンソのジュヴレイ・シャンベルタン キュヴェ・ド・ラベイユ1998。きれいな外観で濁りは無い。98年と言うことで熟成も入っている。美味しかったです。香りも良いよ。

ロック・ド・カンブの1999。ソムリエールでも、「生まれは悪いが素晴らしく育つことがある」たとえに使われていたのは、アペラシオンがコート・ド・ブールというマイナーな物だからだった。新樽比率50~60%。低収量手摘み。セパージュはメルロー 75%とカベルネ・ソーヴィニョン20%、マルベック5%が畑に植えられているとのことです。Chテルトル・ロトブッフのフランソワ・ミジャヴィルが作るワイン。
これで飲むのは二回目だが、美味しいですよ。

ヴェット・エ・ソルベのフィデル・エキストラ・ブリュット。香りがとても良いシャンパーニュ。夏には良いです。エキストラ・ブリュットだし。

ルネ・ルクレールのジュヴレイ・シャンベルタン・1erクリュ・ラヴォー・サンジャック1995年。かなり熟成は進んでいるが、酸が強いのでへたった感じはない。ただ香りや凝縮度合いは期待した感じでもないなあ。

ジャン・ルイ・シャーヴのサン・ジョセフ2006。エルミタージュだと20,000円超えなので、なかなか手が出ないジャン・ルイ・シャーヴ。サン・ジョセフなら同じくシラーだけなのでシャーヴの味が比較的手軽に味わえると思い購入。期待通り美味しかったよ。

エリオ・アルターレのリンシエメ2007。旨いですな。2007年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン、バルベーラ、ネッピオーロ、ドルチェット、シラー、プチ・ヴェルド。2008年はそれぞれ40,20,20,10,10,5%らしい。リンシエメのシリーズは飲み比べてみたい。

ダッチ・ビル・クリーク・ピノ・ノワール・ハインツ・ランチ チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード2002。これは良質なピノ・ノワール。華やかさも複雑味もある。

ビービー・グラーツのテスタマッタ2002。初めて飲みました。テスタマッタのセカンド・ビンテージ。生産量が少なかったそうです。うん、美味しいワインです。熟成感もあるけどまだまだ若々しい感じ。最近はイタリアワインの酸味が心地よいです。

ニコラ・ポテルのニュイ・サン・ジョルジュ1erクリュ・オー・シェニョ2000。うーん旨い。お手頃な熟成ブルゴーニュが楽しめるニコラ・ポテルもそろそろ玉が無くなってきた。お手頃と言うより美味しいブルゴーニュと言った方が良いか。味、香り共にとても良い。

岩の原ワインの深雪花。マスカット・ベーリーAを80%、ブラック・クイーンを20%ブレンドしたワイン。ともに川上善兵衛の作った品種ですな。「マスカット・ベーリーAはフラネオール由来のイチゴ様の香りが強く、色の濃さの割にはタンニン分が低い」と言うのが特徴らしい。実際ベリーの香りが強く、甘みすら感じられるほど。一方でタンニンがあまり感じられない。赤ワインとしてはとても飲みやすいと言える。これもおたるワインと同じでコルクが短いね。

フランチャコルタ・ロゼ ブリュット・ビエゾーリ2003。きめ細かい泡で味もしっかりしている。平均的にはシャンパーニュより品質的にフランチャコルタの方が信頼できると思う。色はややくすんだアプリコットのよう。熟成した複雑な味わいが楽しめる。

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2013年6月23日日曜日

ワイン覚え書き

また前回のポストから一ヶ月経った。鳥も見てないなあ、と言うかいないのよ。ゴルフ場ではヤマガラやコゲラ、コジュケイ、ウグイスなんかの声は聞いているのだが。子育て中ではさっぱり見られない。と言うわけでワイン覚え書き。

ニコラ・ポテルのコルトン・レ・ペリエール2000。いやあ、やはりこの辺りのニコラ・ポテルは飲み頃ですなあ。満足です。まあグラン・クリュじゃなくても良いような気もするが。そろそろ手に入れられなくなっているので大事に飲みます。

ウイリアムス・セリエムのピノ・ノワール・ソノマ・コースト2006。とても期待して飲んだウイリアム・セリエムだったが、「あれ?」って感じ。確かに旨いのだが、値段に見合っているかというと、ちょっとなあ。うーむ、もっとハイクラスを飲まないと駄目なのかねえ。

ボーカステルのシャトー・ヌフ・デュ・パプ2006。もう何度も飲んでいるワイン。やはり安定のうまさ。

トルブレックの、ヴィオニエ・マルサンヌ・ルーサンヌ、バロッサ・ヴァレー2008。トルブレックの白ワインは初めて飲むかな。コクのある白ワインで旨いね。

カ・デル・ボスコのフランチャコルタ・ブリュット・キュヴェ・プレステージ[NV]。うまーい。香りも華やかで、下手なシャンパーニュよりずっと美味しいと思うよ。フランチャコルタはスパークリングとしてはとても良い。
ドミナス・エステートのナパヌック2000。これはリピートです。これも旨いなあ。熟成したナパは良い。

デル・ドット ジョヴァニーズ・タスカン・レッド・リザーヴ1998。カベルネソーヴィニヨン主体にサンジョベーゼを加えた、いわゆるスーパータスカン風のセパージュをナパ・ヴァレーで再現したような変わったワイン。でも旨かった。サン・ジョベーゼの酸味が加わると良いね。

モンテオーロ・ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ。スペリオーレ2011。安くて美味しい白ワイン。ヴェルメンティーノ種はアロマティックな香りがする。

ヒューゲルのピノ・ノワール・ジュビリー2005。 美味しいけど深みは無いかな。香りはとても良い。

お土産で貰ったスロヴェニアの白ワイン。Dornbergと言うのだろうか。シャルドネ・バリックと見えるがあまり樽は感じない。まあ、普通です。


ブシャール・ペール・エ・フィスのボーヌ・グレーヴ ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ2005。ブシャールのモノポールで有名な一級畑。実際旨いです。2005と言うことも有り、凝縮した味わい。幼子イエスが喉を滑り降りる感じがするかどうかは分かりませんが。

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2013年5月18日土曜日

ここしばらくのワイン

印象に残った物だけコメントしようかと思う。基本的に一日おきに飲んでいるのだが。

ニコラ・ポテルのニュイ・サン・ジョルジュ一級”オー・シェニョ”2000。安定のうまさ。割安で良いわ。
シャトー・ブラネール・デュクリュ1995。サンジュリアン四級。このビンテージにしては安く買えた。やっぱり良いボルドーは寝かせないと美味しくないよね。寝かせるセラーを持っていないので、(と言うか今から買っても時間が無い)出物があると買って飲むのだ。これも二本目だが旨いね。
レキリブリスタ ティント (カ・ネストラック)2009。安くて旨かった。果実味たっぷり。
シャトー・デギュイユ1999。コート・ド・カスティヨンあらため、コート・ド・ボルドーだっけ。デギュイユは安くて旨いので何度も飲んだが、若いワインばかりだったので今度は99年ものを飲んだ。ナイペルグ伯爵とステファン・デュルノンクールが関わったものとしては初期のワイン。安いのに熟成能力があることが良くわかった。旨いよ。
ドメーヌ・ド・ラルロのニュイ・サン・ジョルジュ一級1999。安定のラルロ。全房発酵派(ホール・クラスター派)のワインはやはり熟成させて飲むべきなのだろうな。

GW中に大沼プリンスコテージにて、道すがら買ったはこだてわいんの日本。下のはヤマブドウ100%でシリアル番号付き。上のはえぞ山葡萄に余市産赤ワインをブレンド?(アッサンブラージュ?))したものらしい。期待して飲んだのだが、いやあ、酸とタンニンがきつくて飲みづらいこと甚だしい。15年ぐらい熟成させるべきか。特に山葡萄100%はたいへん。
と言うことで「ワイナリーでしか買えないわいんPREMIUM赤(紫ラベル)」が一番飲みやすかった。余市産ツヴァイゲルトレーベで作られる。名前はワイナリーでしか買えない、だが楽天で買える(笑)。
しかしおたるワインもそうだが、なぜ短いコルクを使うのか。それならスクリューキャップの方が良いのだがなあ。
ドメーヌ・ド・ラ・モルドレのタヴェル・ロゼ2011。ジシギのラベルが可愛いドメーヌ・ド・ラ・モルドレ。ここのリラック・ルージュはほんとに安くて旨くて大好き。タヴェル・ロゼは初めてだが、これも旨いね。この季節にぴったりのロゼ。色調はロゼにしては濃いめ。
アンジェロ・ガヤのダルマージ1987。ガヤが作るカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワイン。ちょっと奮発しました。いやあ、これは旨いです。感動しました。87年というビンテージながら、25年経ったとは思えない若々しい色調。しっかり熟成しつつも枯れていません。まさに飲み頃。スーパータスカンと比べると、追随者がいなかったピエモンテにおける孤高のワイン。「ソムリエール」のエピソードを思い出しながら飲むと味わい深いです。
大好きなビゾーのマルサネ”クロ・デュ・ロワ”2007。ビゾーのワインは高いので、これが一番安いラインかな。ちょっと濁った色調はフィルターを掛けていないことを窺わせる。瓶が重いのは好きじゃ無い。
アルド・コンテルノのバローロ2007。スタンダードなバローロだが、美味しくてびっくり。アルド・コンテルノと言えば伝統的な生産者なので、2007じゃ飲み頃の入り口にも来ていないと思っていた。でも果実味が十分あって鮮やかな色調で美味しいです。イメージが変わった。ちょっと前に飲んだフォンタナフレッダのバローロより断然旨い。値段も違うけど。
昨日飲んだドメーヌ・ルイ・レミーのラトリシエール・シャンベルタン1994。これはがっかり。薄くて香りも立たず。もう枯れたような味わい。特級畑の割に凝縮感は無い。一番上のニコラ・ポテル一級の方がずっと旨い。まあ、しょうが無いね。こういうことあるさ。結局ワインは、特にブルゴーニュは作り手次第でテロワールなんてのは意味が無いことが良くわかる一本。

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2013年1月21日月曜日

ここんとこ飲んだワインまとめて

今年の正月から飲んだワインいろいろ。

フリーマン・ロシアン・リバー・バレー 2008
やっぱりうまい。外れのブルゴーニュより信頼のフリーマン。ソノマ・コーストとの違いは良くわからない。

マルケス・デ・ヴィトーリア・レゼルバ2001

リオハのワイン。熟成が進んでいるので、樽が突出していなくうまい。スペインの熟成品はなかなか買えないんだよなあ。

ボデガス・オレムス・トカイ・フルミント・ドライ・マンデュラス2006
ヴェガ・シシリア社がハンガリーで作る、辛口白ワイン。色も濃くて濃厚。これは美味しいね。さわやかなタイプでは無いです。ブドウはフルミント種。

 コールドストリームヒルズ・ピノノワール2010
レベル高し。リザーブでは無いんだよ。

クロ・デュ・ボワ カベルネ・ソーヴィニヨン・ブライアー・クレスト・ヴィンヤード1983
カリフォルニアの熟成したカベルネソーヴィニヨン。うまいね。コストパフォーマンス高し。

 ドメーヌ・サンソニエール・ボンヌゾー・コトー・デュ・ウー2004
甘口です。白ワインと言うけど、薄いロゼみたい。シュナン・ブランだよね?

クロ・ルネ2008
ポムロールの若いワイン。果実味たっぷり。

 ニコラ・ポテルのラトリシエール・シャンベルタン2000
うむ。凝縮したブルゴーニュのうまさ。熟成も進み、満足のグラン・クリュ。ニコラ・ポテルのワインは安心して飲める。

 Chブラネール・デュクリュ1995
サン・ジュリアン4級。2級のデュクリュ・ボーカイユ1994よりこっちが旨い。やはりミレジムの差か。味の厚みはこちらが明らかに上なのだ。


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2013年1月13日日曜日

CHデュクリュ・ボーカイユ1994

あけましておめでとうございます。
新年も帰省したり、かみさんの実家に行ったりしたりでワインは何本も既に飲んでいます。
そして家での初飲みがこれ。ちょっと良いのを飲もうと言うことで、サン・ジュリアン村のスーパーセカンドであるデュクリュ・ボーカイユを開けました。香りは素晴らしく、期待したのだけど味が薄くて、あれ?と言う感じ。1994と言うミレジムのせいかもしれない。95や96のワインが何本かあるので比較だね。

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2012年12月21日金曜日

CHコス・デストゥルネル1999

政権交代記念に日曜日の晩に飲んだ。サンテステフ二級。いわゆるスーパーセカンド。流石に美味い。安く買えたので不満は無い。特別な日の為に。

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2012年11月21日水曜日

ニコラ・ポテルのクロ・ド・ラ・ロシュ2000

熟成感の出たブルゴーニュのグラン・クリュ。こないだ飲んだボーヌの一級畑が薄い色合いだったのに比べると濃い色合い。でも樽が効いている訳じゃ無いので好ましい。香りも複雑。お得だった一本。

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2012年10月7日日曜日

モレ・サン・ドニ1erクリュとジュヴレイ・シャンベルタン・1erクリュ

モレ・サン・ドニ1erクリュはモメサンの醸造で、1994ミレジム。フォルジュ・ド・タールという名前が付いているが、グラン・クリュのクロ・ド・タールと畑は同じで若木から作られる、って言うかセカンド・ワインですな。とは言え、94年なので熟成も進んでおり美味しかった。
 外観は煉瓦色が入り複雑な香りがする。トリュフのニュアンスもある。味わいも申し分ない。状態は良かった。このワイン、最近あちこちで見かける。価格も比較的お手頃。クロ・ド・タールは良い値段がするし、これなら手が出るって人も多いのでは無いか。

こちらはルネ・ルクレールのジュブレイ・シャンベルタン 1erクリュ、ラヴォー・サン・ジャックの1998ミレジム。
ACブルゴーニュが美味しかったので、こちらを買ってみた。これも美味しい。前のラ・フォルジュ・ド・タールに引けを取らない、って言うかこっちの方が好みかも。より薄い外観なのでブルゴーニュらしいと言えばそうである。モメサンのはもうちょっと濃いめである。これも旨いブドウジュースというか、薄そうでエキス分が濃い感じ。香りも言うこと無く複雑である。ルネ・ルクレールはもっとトライしたい。ゆくゆくはグリオット・シャンベルタンな訳だが。

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