2008年6月29日日曜日

フリーオを注文した

巷ではダビング10対応機器とかが、北京オリンピック直前になって店頭に並ぶようになったらしい。しかしこんなものがあるのは日本だけである。外国ではそんな規制のある機器は売られていない。パソコン用のTVチューナーボードって前はよく売られていて、家のにもNECのSmartvisionを挿してある。こいつで地上波の録画は出来るのだが、ケーブルテレビなんかはマクロビジョン規制が掛かって録画できない。そして地デジ対応のチューナーボードは最近まで店に並んでなかった。それがコピーワンスだのダビング10なんかの規制対応が出来なかったからだ。

しかしこんな規制があるのは前述の通り日本だけだ。もともとアナログハイビジョンは規制なんぞ無かったのだが、デジタルの場合は劣化がないからと言うことでコピーできる回数を規制しようというのが、このコピーワンスなどである。おかげでPCでの録画が出来なかった。ばかばかしいことだ。しかしこんなコピーワンスやダビング10などを買うのはあほらしい。そこでフリーオである。詳細はリンクを見てもらえば分かる。

前にSuica専用改札口についても書いたが、利用者の便宜を図るのでなく、不便にするために手間をかけるというのはいったい何なのだろう。そんなサービスが長続きするわけがない。音楽配信でもDRMをきつくかけようとしたSONYのサービスはアップルに負けたではないか。同じ事が動画の世界でも起こらないわけがない。フリーオを使えば私的録画についての不便は払拭されるだろう。やれやれである。そもそも録画してまで見たい番組なんて限られているのだがね。

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2008年6月24日火曜日

毎日新聞が謝罪、関係者処分 「低俗過ぎ」英文記事への批判

毎日新聞が謝罪、関係者処分 「低俗過ぎ」英文記事への批判というのはしばらく前から話題になっていた。毎日新聞という新聞屋がどんな奴らかというと、メジャーな新聞屋の中でも下位にいるが、プライドだけはいっちょまえである。自分たちを社会の公器と認識しており、他者を批判するときははなはだ偉そうである。

この連中は「ネット君臨」などと言う連載記事を新聞紙面に書いて、ネット上での「祭り」を批判的に取り上げている。しかしその取材過程を知るに、あまりに尊大で鼻持ちならない態度に唖然とする。ここに取材班へのインタビューがある。この件は前に書いたが、この問題が起こった今、読み返してみると感慨深いインタビューである。

俺は新商品開発を仕事としているが、開発時にはいつも自問自答する。「こんなもの無くても別に社会は困らないよな。でもそこを必要にするのが開発だよな。」と。毎日新聞は自分たちが社会に必要な存在か自問しているだろうか。

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2008年6月22日日曜日

A-Rajのミールス

スイスから帰って、週末に大泉学園で食事。夫婦でやっているフレンチのサンキュロットでコースを頂いたが、大変美味しかった。是非再訪したいので詳細はまた。

翌日のお昼は雑司ヶ谷霊園へ行った後に東池袋のエーラージでお昼を頂く。俺はノンベジ、かみさんはベジミールスを注文。お客は多くてひ俺たちもしばらく店の前で待った。着席後も常に行列があったが、お隣が例の大勝軒なので行列の長さでは比べものにならず。

さてお待ちかねのミールスだが、かなりスパイシー。もっともニンジンなんかは甘いので、甘いのと辛いのを混ぜ合わせるのがよいだろう。揚げパンは脂っぽくて、これはケララバワンの方が美味しい。ただカレーは種類が多くて美味しかった。かみさんはスパイスが強くて厳しかった模様。ただベジはヨーグルトが付いてくるから、これを上手く混ぜながら食べると良いかも。俺は結構気に入った。店主は割とぶっきらぼうなのでその辺が苦手な人はいるかもね。

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2008年6月14日土曜日

スイス旅行 7

グリンデルワルドを後にしてインターラーケンの東、ブリエンツ湖へ向かう。インターラーケンから船に乗ってブリエンツを目指す。ブリエンツ湖は青緑色の水を湛えていて、氷河の水だなあという感じ。船はジグザグに湖畔の両岸を行き来する。モーターボートの艇庫を抱えた別荘も湖畔に多い。

湖の岸に滝が見えた。ギースバッハの停船場に着くと滝の上にホテルが見える。さらに船着き場からホテルまで、専用のケーブルカーが走っているではないか。すごいねえ。グランドホテル・ギーズバッハと言うらしい。一度泊まってみたいものだ。

やがて船はブリエンツに着き、駅に移動する。ここからブリエンツ・ロートホルン鉄道(BRB)に乗って上を目指すのだ。しかし今はシーズンオフなので頂上までは行かない。SLが客車を押し上げていく。BRBは日本の大井川鉄道と姉妹提携をしている。車窓からは煙を吐くSLとブリエンツ湖の湖面が見える。良い眺めだ。

やがて途中駅で今回の終点である、ブランアルプ駅に到着した。ここでSLは水を補給する。そして昼食。ぐにゃぐにゃのミートスパゲティを食べたが、味をとやかく言うのは野暮ってものだろう。駅にはSLだけでなくディーゼル機関車も止まっていた。

帰りは機関車が先頭になって走るため、トンネル内では煙がひどかった。ディーゼルも良いかもね。ブリエンツでぶらぶらするが、「雅子生チョコ」とか看板があってびっくり。皇太子妃のことだが、呼び捨てはないだろう。いくらあんなんでも。誰が書いたのかねえ。

バスはルツェルンを軽く観光した。瀕死のライオン像とカペル橋だ。カペル橋のあたりでしばらくバスを待っていたら、スパイスの香りが。インド人の団体旅行客だ。今回の旅行ではあちこちでインド人観光客を見た。ホテルでは彼らの泊まった後は匂いで部屋が使えないので困るそうだ。確かにねえ。支那人と並んで大変増えてる模様。ターバンをしたシーク教徒がツアコンをやってるのが面白い。彼らは愛想が良いけど、客のインド人、特に中年女性は険しい顔をしているのが多くて見てる方の気分が良くない。

観光はこれにておしまい。チューリヒでは空港途中のルネッサンスホテルに泊まったけど、つまんないね。近所に何もなくて途方に暮れたが、ガソリンスタンドにミグロスのコンビニが併設されていて助かった。結構大きくて小さいスーパーぐらい。リゾット用のお米が2kgで2CFとか安いね。お土産を買ったり。かみさんは翌朝も行ってパンをお土産に買った。これも美味かったよ。そして空港から直行便で日本へ帰りました。

スイスはまた来年行きたいと思った。ただしツアーはもう結構。来年は個人旅行でサース・フェーに一週間ぐらい滞在したいなあ。実はもう計画を考えていたりする。と言うことでスイス旅行記は終わります。

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2008年6月11日水曜日

スイス旅行 6


グリンデルワルドの朝はやっぱり雲がかかっていた。ただし雲の切れ間もあって期待はしていたのだ。ホテルの前のグリンデルワルド駅から、ヴェンゲン・アルプ・バーン(WAB)に乗ってクライネシャイデックを目指す。車窓にお花畑が途切れ途切れに見える。だんだんと林が無くなり、草地になってくる。そうするとクライネシャイデックだ。クライネシャイデックでユングフラウ鉄道(JB)に乗り換える。ちょっとだけ地上を走り、いよいよアイガーの岸壁の中を走る。言ってみれば地下鉄ですな。

景色が見えないのでひたすら退屈。ガイドブックではその間モニターを見る、なんて書いてあるが我々の車両のモニターはOSが転けているらしく、コマンドプロンプトがずっと映っていた。途中二回の停車タイムで、岩盤に掘られた窓から外を覗くが、白一色で全く何も見えない。あまり期待できないまま、ユングフラウヨッホに到着。ここからスフィンクス展望台へはエレベーターで行くことになる。

まずはかみさんの希望ではがきを出すことにする。殺気立っているお土産屋のお姉さんになるべく優しく声をかけて切手を12枚購入。自分ではがきにスタンプを押した後に切手を貼って投函した。世界一高いポストからへの投函だ。その後でスフィンクス展望台に登ったが、案の定何も見えない。しかしここでも例のカラスがいた。人なつっこくて俺の手からお菓子を食べたよ。

諦めてぶらぶらしたら集合時間になった。ここでクライネシャイデックまで戻り昼食。ここでは高いところで何回かみかけた野生のクロッカスを発見。写真は白いのだが、紫のものも見かけた。まあ、今回のツアーはこんなものかと諦めてグリンデルワルドへ戻る。自由時間になったのでグリンデルワルドの周りをハイキングすることにする。

実はグリンデルワルドには20年前ぐらいに一人で来たことがある。当時デュッセルドルフのアパートに三ヶ月ぐらい滞在していたので、週末に旅行に来たのだ。日本語観光案内所で宿を紹介してもらい、一泊して帰った。その時も雨模様で山は全く見えず。上には登らずハイキングをして帰ったのだ。その頃からすると日本語観光案内所はずいぶん立派になった。

ガイドブックのコースに従い歩いていくと、その時に泊まったホテルの前に来た。懐かしいなあ。登りの道を歩いていくと、牛がずいぶんいる場所に来てかなり臭い。やっぱり牛だね。牛糞の匂いだ。しかし氷河も見えてかなり眺めはよい。ホテルにいたら見られない景色だ。歩いて良かったなあ。晴れていればゴンドラでフィルスト展望台に行ってみたかったところだ。

氷河を見ていたらパラグライダーが飛んでいるのが見えた。天気が良ければ眺めが良いんだろうなあ。お花畑と氷河を眺めつつ街の上の方まで戻って来たので、方向を変えて街を目指して下っていく。途中で猫に出会った。なんか愛想が急に良くなってかみさんの膝の上に乗ってきたのはびっくり。そのまま下っていったらホテルの裏に出た。

晩飯は美味しかったけど飲み足りなかったので、ホテルの向かいのイベント会場でビールと赤ワインを買って部屋に戻る。バルコニーからイベントを眺めながらビールとワインを飲んだ。やっぱり山が見えないままグリンデルワルドも日が沈み、俺も寝ることにした。

続く

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2008年6月9日月曜日

スイス旅行 5


シャモニーのホテルで朝食を食べたが、コーヒーは全日空のラウンジみたいな機械で入れる奴で美味しくない。パンもそんなもので、ここはフランスだなあと思ってしまった。今朝は割と天気が良く青空も見える。シャモニー針峰群と言うだけあって、尖った山が並ぶ。これならモンブランも見えるか、と思ったがなんとエギーユ・ドゥ・ミディ展望台の上は吹雪でゴンドラが止まっている。しばらく待ってゴンドラ再開。途中一度乗り継いで3,842mの展望台に行く。富士山より高い。

ゴンドラは急角度で登るので、まるでエレベーターみたいだ。上の写真は下から山を見たところだが晴れ間が見える。しかし上に登るとこの写真のように吹雪の世界である。どうしようもないね。空気が薄くて、早く動くと息が切れる。まあ何も見えないのでどうしようもない。ここからは山を横切ってイタリア側に行くゴンドラも出ている。見えないので降りてきた。乗換駅であるPlan de l'Aiguilleでしばし景色を眺めると、このあたりでは晴れている。やはりPlan de l'Aiguilleの2354mと3,842mでは天候がまるで違うんだな。

案の定下に降りると完全に晴れていた。なんともやるせないなあ。バスでベルンとインターラーケンを経由してグリンデルワルドへ行く。途中写真のモンブラン急行とすれ違ったり。ベルンはちょっとだけ観光。旧市街は綺麗ですね。インターラーケン手前から山が見え出す。インターラーケンに着いたら、ユングフラウらしき山が見えた。一応見たということで良いか。

グリンデルワルドでは駅前ホテルに宿泊したのだが、ちょうど山開きのお祭りで駅前駐車場にステージが出来て騒いでいた。ま、そんな時期だよなあ。音楽がずっと鳴っていた。

続く

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2008年6月8日日曜日

スイス旅行 4


ツェルマットを立つ日も朝は雨だった。よって奴の姿を拝めぬままシャトル列車に乗る。テーシュで再びバスに乗りモントルーへ。レマン湖が見えてきた。そしてちょっとシオン城に立ち寄る。湖畔の城ですな。レマン湖にちょっと立ち寄り水鳥たちを見る。白鳥やらキンクロハジロ、マガモとかいるんだが、見慣れないくちばしの赤いカモがいる。アカハシハジロというそうな。日本にはいないらしい。

この辺からレマン湖沿いのラ・ヴォー地区でワイナリーを見学する。スイスのワインはこの日まで飲んできたが、割と軽めな味が多い気がする。日照が限られているだろうから、味に凝縮感はない。白は酸が多い感じ。赤はピノノワール中心らしく、安いピノの味がしていた。ところが見学したワイナリーのロゼや赤はちゃんとタンニンの味がして、なかなか美味いのであった。残念ながら日本には輸出していないそうな。

それからローザンヌで昼飯を食べてジュネーブへ。ジュネーブはなんか雑然とした印象だ。アルプスの山岳地帯では見かけない黒人も多い。フランス語圏だからアフリカ移民の連中が来るのだろうか。時計好きとしてはジュネーブは憧れのはずだが、街としてはただの都会だなあ。欧州国連本部とか赤十字とか見る。国連って中国語では連合国だよなあ、日本は連合国に屈したんだよなあ、とかどうでも良いことを考える。

そして高速道路に乗りシャモニーへ向かう。それまで無料だった高速料金がフランスに入ったらいきなり徴収された。なんかなあ。それでも谷に入っていくと他のスイスの山岳地帯と変わらない。そしてシャモニーに近づくと車窓に氷河が。なんとまあよく見える事よ。シャモニーの宿は見晴らしが良くて機能的であった。しかし近所のレストランの晩飯がまずい。スープは恐ろしくしょっぱくパンもまずい。スイスの宿はおおむねパンが美味しかったので余計に気になる。去年のフランス旅行でパンが美味しくなかったことを思い出す。

続く

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2008年6月7日土曜日

スイス旅行 3


テーシュからシャトル列車で着いたツェルマットは雨だった。だから見えるはずのマッターホルンは全く見えず。駅にはホテルの電気自動車が荷物を運ぶために待っていた。そして我々は歩いてホテルへ。スキーがメインであろうホテルはなかなか快適だった。

翌日雨は上がったが、山の上には雲がかかり奴は見えず。ゴルナーグラート鉄道に乗り展望台を目指す。ちなみに普通に切符を買うと往復で7千円ぐらいする。アプト式の電車は急斜面をぐいぐい登る。森林限界を超えたあたりで、リスの仲間であるアルプス・マーモットが線路脇に姿を見せる。かわいいものだ。ちなみにマーモットに似てるからと言って、モルモットはモルモットと名前を付けられたそうな。マーモットは結構大きい。しかし脂を採られたって、、、

やがて雪だらけになり山頂に着く。ゴルナーグラート展望台だ。晴れていればマッターホルンが目前に見えるはずなのだが。流石に空気が薄く息が切れる。マッターホルンは残念ながら見えないが、氷河は真下に見える。ゴルナーグラート氷河だ。いくつもの氷河が見える景色は息をのむ。スイス最高峰であるドム峰が見えたような。山頂にしばらくいたら激しく吹雪いてきた。しかしここにもカラスの奴がいた。ぼろ切れのように飛んでいる。なんなんだろうね。

ツェルマットの街に戻ってきたら晴れてきた。街をぶらぶら歩く。小さな公園ではいろいろな鳥に会うことが出来た。まず近寄ってきたのがズアオアトリ。クッキーの粉を撒いたら食べた。写真で見ると名前の通り頭が青いですな。

それからシラコバトが離れたところに来た。こいつはあまり動かず非常に動作がスローモーであった。あきらかにドバトとは違う。ちなみにドバトはドバトでいたよ。下山途中でちょっとした散策をしたけれどお花がいろいろ咲いていたのを見ることは出来た。ただしすでに森の中なので目新しいものはなし。ところで5月はオフシーズンのため「ガソリン車のないツェルマット」は体験できない。3週間しか工事が出来ないので、ダンプやら重機やらヘリコプターが街の中を飛び交っている。静かな山の街なんてとんでもない。

土産物屋が並ぶメインストリートを一歩裏手に行くと、ネズミ返しの小屋があったりする。そこで良い声でなくクロウタツグミ(Blackbird)と出会った。こいつはあちこちで囀っている。見た目は山頂のカラスに似ているが、声が全く違う。

晩飯はスイス郷土料理であった。近所のレストランで、チーズフォンデュー、ラクレット、フォンデュ・ブルギニヨンにワイン飲み放題。なかなか美味いけれど、フォンデュ・ブルギニヨンの牛肉は脂身が無くて歯ごたえがある。さすが山の斜面を歩いて草だけを食べている牛だなあ。

続く

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2008年6月5日木曜日

スイス旅行 2


ベルニナアルプスは見えなかったが、サンモリッツを後にして氷河急行に乗る。車両はアルパインクラシックという木製の特別車両で、トイレもクラシックである(笑)。いわゆる線路に落とし物をするタイプ。ラックレールに落とすのは気が引けるなあ。流石に景観の良い場所を列車は走っていく。写真のような絶景ポイントがいくつもある。ありすぎてだんだん飽きてきたところで下車。クールで氷河急行から切り離され、しばらく停車した。クールは小さいけど良い感じの街でした。クールからローカル電車になりディセンティスへ。そこが終点でバスに乗り換える。

オーバーアルプ峠のつづら折りをバスが登る際に、道ばたに野生のクロッカスが小さな花を咲かせていた。それからアンデルマットで昼食後にフルカ峠をバスごとカートレインに乗る。バスの運転手は怖い顔をしたセルビア人。でもストイコビッチの話をしたら、「オー、ピクシー」と相好を崩していた。カートレインって昔はJRでもやっていたよなあ。浜松町あたりから乗り込むやつで。一時間に一本しか無いので車が行列していた。

フルカ峠を越えたあたりは谷間の村をバスが通っていく。木造の建物はかなり興味深い。まるで木曽路の妻籠のようである。ツェルマットにあるというネズミ返しも見られる。そしてエッギスホルン展望台のあるフィーシェへ。エッギスホルン展望台からはアレッチ氷河が見られる。ユングフラウを源とする最長の氷河だ。ということはこの辺はアレッチ地方なのね。展望台は氷の世界だったが、なぜか黒い鳥が飛んでいる。日本に帰って調べたら、キバシガラス(Alpinedohle)というらしい。実際にはカラスじゃないらしいけど。

バスはその後ツェルマットを目指し、テーシュへ。ここまでしかバスは来られない。ここでシャトル列車に乗りツェルマットへ入るが、雨だった。マッターホルンの姿は全く見えない。

続く

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2008年6月4日水曜日

スイス旅行 1

5月25日から10日間の日程でスイス旅行に行ってきた。最初は個人旅行で鉄道に乗りたいなあ、なんて考えていたのだが、荷物の世話や費用を考えるとツアーでいいや、と言うことになり団体旅行にしたのだ。

直行便のスイスインターナショナル航空に乗った。スイス航空が潰れて後釜になった会社だ。今はルフトハンザの子会社らしい。そう言えばベルギーのサベナも無くなったのだ。サベナと全日空の共同運航便でブリュッセルに二十数年前に行ったことがあったっけ。そこで飲んだサンテミリオンのワインが美味しくて、赤ワインに目覚めたのだった。それがもう無い。いつかはJALもそうならないとは(ry

チューリッヒからはバスでサンモリッツへ。途中ハイジで有名なマイエンフェルトを過ぎたあたりで見たことのある景色が。そう、出張で来たことのあるお客さんのある場所だった。ちょっと興ざめだったが、なおもバスが進みやがてユリア峠にさしかかる。このあたりは荒涼とした景色で、岩がごろごろしておりなかなかの景観だった。ちなみにこのあたりで奥さんは乗り物酔いのためダウンしており、景色は見ていない。ここはポストバスの絶景ルートも通っている。

夏のヨーロッパはサマータイムのせいもあって夜9時過ぎまで明るい。サンモリッツのホテルにチェックインして眠るが、時差ぼけのため早く目が覚める。美味しい朝食をホテルで頂いた。パンがうまいね。ジャム、蜂蜜もうまい。そしてサンモリッツ駅からレーティッシュ鉄道に乗りベルニナ・ディアボレッツァへ。サンモリッツ駅では氷河急行が止まっていた。食堂車も付いている。日本では滅多に見られなくなったのよな。ディアボレッツァ展望台は寒かった。風が強くてガスっているので何も見えん。でも氷河が見えてちょっと満足。

サンモリッツに帰ってから、サンモリッツ湖を一周した。4kmとのことでちょうど良い散歩になった。途中でトランペットリンドウの濃い青が見られて満足。サンモリッツは高級ブティックなどもあるのだが、後で分かったけどツェルマットやグリンデルワルド、その他大都市ほどアジア系の観光客が多くなくて長期滞在にはよいかも知れない。ベルニナ急行でイタリアに行ったりね。

次に続く~

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