2008年2月27日水曜日

蒲郡から妻籠へ旅行(5)

前の日のフレンチと打って変わって、妻籠の民宿大吉では木曽の郷土料理と言った趣。お客は我々とカップルがもう一組だった。石油ストーブが暖かい部屋で食事を頂く。熱燗を一本頼んだのだけど、いわゆる「酒」って感じ。むしろ赤米を使ったご飯の方が美味しいな。馬刺しやら天ぷらやら川魚の煮付けやらと、美味しく頂いた。部屋に戻ったのだが、寒いのでさっさと布団を敷いて寝る。翌朝は8時頃の特急しなのに乗りたいので、その旨宿の女将さんに告げて朝ご飯を早くしてもらう。

朝起きるとうっすらと雪が降った後があった。南木曽駅でちょっと時間があったので駅の前の土産物屋を冷やかす。やがてしなのが来て乗り込んだら結構な混み具合であった。木曽川沿いをしなのは走り少しずつお客は降りてゆく。木曽福島あたりでも降りたなあ。浦島伝説の寝覚めの床などを車窓に見て、塩尻に着いて下車した。ここで時間調整の上あずさに乗り換えた。塩尻駅のホームではハクセキレイが歩いていた。空いているあずさに乗り、南アルプスを眺め、凍った諏訪湖を眺め、やがて富士山が見え韮崎やら甲府を過ぎてゆくと、高尾を超え八王子となる。ここまでくると山を抜けたわけだ。後は中央線の景色だ。快速と大して変わらないスピードで東京マラソンがスタートして大分経った新宿駅に到着である。

二泊三日の旅だったが、なかなか中身が濃い感じ。オフシーズンの観光地も空いていてこれはこれで良いな。

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蒲郡から妻籠へ旅行(4)



夜はホテルのディナー。食事付きで安いのだ。フランス料理として美味しいものであった。俺の好みから言えば、泊まったクラシックホテルの中ではニューグランドに次ぐものであった。写真はイベリコ豚のオードブル。アスパラとアーティチョークが添えてある。他の料理も良くできている。奈良ホテルよりずっと良いだろう。十分にシェフの工夫が伝わってくる。スープ、魚料理、肉料理とも満足。ワインはちょっと高いのが多いかな。気持ちよく食事を終えた。竹島水族館の横の土産物屋で買ったせんべいを食べ過ぎた奥さんは調子が悪かったようだが。

翌日は名古屋の金山で中央本線に乗り換えた。ライナー券を買って中津川へ。多治見を過ぎて行くとだんだんと雪が目立つように。同じ車両にオーストラリア人のカップルがスノーボードを持って乗っていた。中部国際空港に着いて白馬でも目指しているのだろうか。中津川で普通電車に乗り換えて南木曽駅で降りる。流石に雪が多めで寒い。タクシーで妻籠の宿へ行き荷物を置く。それから町並みをぶらぶら歩く。手打ちそば屋でお昼を食べるが、まあ普通。うーむ、妻籠に来るのは三度目だが、やはりここの町並みはたいしたものだ。大内宿は映画のセットのようだが、ここは宿場町という感じがする。土産物屋や食べ物屋だけでなく旅館や民宿もあるからだろうか。栗きんとんを買ったり、土産物屋を冷やかす。いい加減寒くなったので民宿へ帰ったのだが、部屋がまた寒かったのだ。早々に風呂を頂き暖まる。エアコンだけじゃきついなあ。ガスも怖いので、こういう所こそデロンギなんかの電気ヒーターがあると良いね。
窓の外にツグミがいたりした。

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2008年2月24日日曜日

蒲郡から妻籠へ旅行(3)



竹島水族館はちいちゃな水族館だ。もうちょっと三河湾の生き物をいろいろ展示してくれるといいんだが。竹島の近くの三河大島ではナメクジウオが天然記念物になっているが、ビジュアル的には弱いかな。生きた化石なんだが。深海系ではコシオリエビなんかが展示してあったり。それでも品川のエプソンのやつよりはここの方が良いかな。
アシカショーも狭いながらやっている。写真はアシカのナナちゃん。一匹で狭いところながら見事な芸を見せてくれた。やっぱりしながわ水族館とか、こことかのようにすぐ側で見られるのは良いね。

寒い中を時間になったので蒲郡プリンスホテルへ移動。チェックインする。海側の部屋なので竹島がばっちり見える。前回の夕暮れの竹島は部屋から撮った写真だ。部屋で水族館側の土産物屋で買ったふぐせんべいなどを食べる。夕食前なので控えめに。ホテルの中を見て回るが、流石に雰囲気があるなあ。宴会場などは見られなかったので、そちらはよく分からん。ほどよく綺麗にしてあり良いのではないでしょうか。小さなホテルなのでこぢんまり感が良かったと思う。

外見的には戦前のホテルだけあり、和洋折衷の感じが良い。ここは何よりロケーションの良さが決め手なので、庭の眺めがすばらしい。三河湾に竹島や三河大島が眺められ、知多半島はよく見えないが、右手に西浦半島、左手に渥美半島が長く見える。いかにも湾の眺め。手前にカモメ、沖にカモという配置も冬っぽくて良いのかも知れない。

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2008年2月21日木曜日

蒲郡から妻籠へ旅行(2)

竹島
竹島のカモ
ちょっと間が空いてしまったが、前回の続き。書いてる本人は旅行後、出張で倉敷→大阪泊→新潟にも行ってしまった。いやはや。

さてうどんのやをよしを後にして、蒲郡プリンスまでは歩いてすぐ。蒲郡プリンスは小高い丘の上に建っているので、斜面を登りフロントで荷物を預ける。うーん、庭もきれいだな。眺めもいいや。建物は流石に立派。戦前に鉄道省が観光振興のために建てたリゾートホテルの一つだ。

それから竹島まで歩いていく。あいにく天気が悪くなってきて、海に掛かる橋の上で霙に遭う。カモメがいっぱい。竹島は島の真ん中が神社である。なんでも島全体が天然記念物だそうな。島はぐるりと周りを歩けるようになっている。島と陸地の間は浅瀬なので、春の大潮の頃は潮干狩りの場所になる。島の陰には風を避けてカモがいっぱい浮いていた。陸地に上がっている鴨もいて、後に図鑑で調べたらオナガガモとヒドリガモ達だった。島の周りの道ではジョウビタキのメスにも出会った。

やっぱり寒いのでまた歩いて陸地に戻る。次に目指したのは竹島水族館。

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2008年2月17日日曜日

蒲郡から妻籠へ旅行(1)


金曜日に休みを取って、蒲郡から妻籠へ電車の旅をした。
まずは新幹線と東海道線を乗り継いで蒲郡へ。目的は蒲郡プリンスホテルに泊まることだ。蒲郡駅を降りると、相変わらず太白ごま油の竹本油脂が駅前にどーんと工場・本社を構えている。そこから歩いて蒲郡プリンスへ行く前に、お昼ご飯をやをよしで。名古屋にいた頃、蒲郡へ来るとお昼に寄っていたのである。この季節ならではの一品が写真の鴨南うどん。かみさんは味噌煮込みを頼む。そういえばここでは味噌煮込みを頼んだこと無いかも。この鴨南は実にうまいスープなのである。鴨ネギだからね。鴨のつくね(鴨丸)も入った本格派である。容器は急須の大きな感じの丼である。ふたが小鉢になっていて、ここにうどんとスープを入れて食べる。これはつゆと言うよりスープと言いたくなるうどんだ。ぜひ蒲郡に行ったら寄ると良いと思う。

プリンスホテルに荷物を預けて寒い中、竹島観光へ。それはまた後日。

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パンダのラーメンと四川担々麺



一週間前のネタ。
あすとにある「タンタン麺で有名なパンダ」に行きました。ここは普段でもラーメンが520円で、味も良いというコストパフォーマンスを誇ってるのだが、行ったときは390円也である。しかも四川担々麺という汁なし担々麺のサービス券もあったのである。
汁なしという割りには汁があるかな?ラーメンは相変わらずシンプルながら結構複雑な味わいが後ろにある。激安ラーメンチェーンとは一線を画す味なのでおすすめである。

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日本航空が相次ぐ不祥事

「ストップ!今すぐ」管制官が懸命の交信…日航機無断滑走 : �なんてどういうことかね。乗っていた客はたいそう怒ったそうだが、当然だろう。客に状況も教えず駐機場に戻り全員降ろされたのだから。マニュアルがどうとか言う以前に、社員の根性が腐っているから客の感情が理解できないのではないか。これじゃファミレスの店員以下だね。

この記事では機長が英語を理解できず間違えた可能性があるとのこと。機長や操縦士は英語を再特訓だな。

トイレに機内食を保存したりして、ここ数日で不祥事が連続している。これは重大事故の予兆かもしれんね。

前にもリンクを張ったぐっちーさんの記事のように、日本航空が破綻すると、日本人全員が損害を被るのである。だから潰すわけにいかん、と言って甘えてるのが今の日航である。事態は全く逆なんだがな。社員が頑張らんでどうするよ。

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2008年2月11日月曜日

ボストンはとても良かった


一週間の出張が終わり、もう帰国しているので思い出しながら書いてるのだが、ボストンはとても良かった。まあ木曜の夕方にダウンタウンへ行ったところ、死にそうに寒くて耳がちぎれそうであった。帽子を日本から持ってきていたのに、着用を忘れて出かけたことを悔やんだのである。しかし地元の人たちは平気そうなので、俺も鈍ったものだなあと。北国生まれなんだが。

さて、ボストンのダウンタウンは流石ニューイングランドというわけで、ロンドンの町に似ている。煉瓦造りの建物が多く、何とも雰囲気がある。翌日に行ったボストン・レッドソックスのホームグラウンドである、フェンウェイパークもそうである。市民がこういう建物を残そうという意志があるんだろう。フェンウェイパークの側のショップでは岡島のTシャツとキャップを購入した。

ダウンタウンでの夕食はユニオンオイスターハウスに行った。アメリカで一番古く営業を続けているというこの店も雰囲気のある店構えでよい。一階はオイスターバーで、二階のテーブル席で食事をする。三人で牡蠣と蛤(Cherrystone)を半ダース頂く。これは生であるが美味かった。日本の牡蠣のようにプリプリしていないので、Cherrystoneの方が美味いと思う。ムールの茹でたのやクラムチャウダーなど貝ばかり前菜で食べて、メインは三人で蒸したロブスターを頂く。うん、これはうまい。ガイドブックに出ている店だが、確かに美味しいと思う。おみやげも売っており、Tシャツと帽子も買った。

翌日は前日ほど寒くはないが、やはり雪が降っていた。ニューヨークと飛行機で1時間程度なのだが、この気候の違いは何だろう。ボストン美術館は浮世絵の良いのが日本に行っており、とほほであった。

2008年2月7日木曜日

アメリカは暑かったり寒かったり

今週は出張でアメリカに来ている。十数年ぶりのアメリカである。いやあ、年をとったせいか時差ぼけがなかなか解消できない。昨晩ようやくまともに寝ることが出来た。昨日の午前中はニュージャージーにいたのだが、暖かくてユニクロの股引を履いてたことを後悔した。ところが夜にボストンへ移動したら寒いの何のって。今朝外を見たら雪景色である。

なるほどこのように寒気が降りてきているわけだ。今はボストン郊外のホテルにいるが、午後お客を訪問した後はボストンのダウンタウンに移動して宿泊である。出張もおおむね片付くので、今晩はゆっくり出来るなあ。

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2008年2月3日日曜日

最近食べたラーメン

最近、と言ってもラーメンを食べる頻度は相当落ちているので、あまり記憶は定かでもないかも。

大黒庵@平塚
そば屋なのだがたいていの人がラーメンを頼むという店。俺が行ったときも昼時でみんなラーメンを食べていた。俺は頼まなかったが、ブルーカラーとおぼしき人たちでは大盛りを頼んでる人も多い。麺は縮れが強く、デフォルトでかなり固い。美味しいとは思うが消化が悪そうな感じ。スープは結構醤油が強く、ここも好き嫌いが分かれそう。具は特筆すべきものなし。正直俺はだめなラーメンでした。

純蓮@川崎ラゾーナ
有名な味噌ラーメンだが、札幌の本店は行ったことなし。ただしここの兄弟のお袋さんの店(今は閉店)には行ったことがある。ラードたっぷりの濃厚味噌ラーメン。うーん、こういう味から離れて久しいから、そんなに食べたくなるラーメンではない。美味しいとは思うけど。

めじろ@川崎ラーメンシンフォニー
煮干しラーメンをオーダー。ネギは確かにうまいと思う。スープも煮干し粉がたっぷり入り、まあうまい。麺は結構細くてすぐに茹だっていた模様。なんつっ亭もそうだったが、丼が小さく量が少ない。そして値段は強気。品達よりひどいんじゃない?味がどうこう言う前に、ここのラーメンコンプレックスのあり方には疑問を感じる。

和鉄@蒲田
和鉄つけそばをオーダー。うん、ここは普通に美味いと思う。客の入りもコンスタントのようで結構。こういう店は続いて欲しいんだな。時々行くから。

こじろう@雪谷大塚
本日行った店。雪の中を雪が谷へ。醤油ラーメンと526正油汁なしをオーダー。汁なしは油そばだが、鴨ネギを焼いたものが入る。いろいろと複雑な味がするしうまい。ただ髭の油そばの方が好きかなあ。レベルはここの方が高いのだろうけど、うまさは髭。醤油の方はいわゆる二郎系だが、スープがうまい。麺も美味いので満足感高し。醤油は髭よりこっちがうまいと思う。かみさんは食べるのに時間が掛かるので、ここのような店はなかなか難しいな。

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