2008年10月19日日曜日

深まる秋

秋が深まって来ていることを一番実感するのはヒヨドリの鳴き声だ。夏の空気が東京に居座っているときには聞こえなかった声が、秋の空気とともにあちこちで聞こえる。うちはマンションの9階なんだが、ヒヨドリの大きな声が急に響き渡るようになった。まだあちこちに餌が豊富にある時期だから、かみさんの餌やりは禁止である。12月になってからで十分だろう。

先日アメリカ軍から横田空域の返還があったので、羽田から西に行く飛行機のルートが変わった。岡山便は横浜の上を飛んでいくようになった。この間まで多摩川のちょっと南を飛んでいたので、天気の良い日に右側の窓から我が家が見えたりしたのだ。それがもう見られなくなったのはちょっと寂しいかな。これで燃費の向上や飛行時間の短縮があるらしい。でも朝方の羽田の離陸待ち時間を考えると時間短縮ってのは関係ないね。

先週でも南アルプスの山々は山頂近くは白いものが見えた。その下は紅葉だ。山の姿がグラデーションに彩られる季節である。南へ渡る鷹もいれば、北から渡ってくるカモや小鳥たちもいる。日本はそんな鳥たちの交差点である。

地球温暖化とは裏腹に、太陽活動が不活発になり地球が寒冷化する予想もあるそうだ。アル・ゴアのノーベル賞受賞は正しかったのか。物理学賞を受けた日本人達が業績から何年かかってノーベル貰ったのかを考えると、平和賞なんてものは政治的産物でしか無いことが分かる。彼の言説は証明されたと言うにはあまりにも不透明なのだから、詐欺みたいなものだ。温暖化防止に巨額の金を投じるなら、もっと解決すべき地球上の問題はあるだろう。一番は食料問題だし、エイズなど衛生問題なども上位に解決すべき問題だ。

地球が寒冷化して餓死者が大量に出たら(必ずそうなる)、温暖化防止論者は人間が減って良かった、シロクマが助かって良かったというのだろうか。そこまで徹底するなら尊敬するけどね。
秋の深まりとともにそんなことを考えた。

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