2008年9月24日水曜日

九州旅行 その2


去年の雲仙観光ホテルではフランス料理を頂き、それはそれで美味しかったのだが今年はグレードアップした感じ。今年は二泊なので和食と洋食両方頂いたのだが、どちらも素材を活かした美味しいものだった。

旅行先で和食を食べて萎えるのは、固形燃料を使った銘々鍋だ。恨ミシュランで神足裕司が書いていた紙鍋である。あれが不味いのは出す方も美味しいと思っていないのに、何となく一品付け加えるために出しているからだ。雲仙観光ホテルではそんなものは出なかった。鍋があったが、つみれと豆腐が鰹だしで煮られた鍋で、ちゃんと温められたものが供された。固形燃料なんか無い。

写真の突き出しだけでも心配りがいろいろ感じられる。是非一度泊まって食べてもらいたいとしか言いようがない。締めのご飯、味噌汁、漬け物も良かった。ご飯は千々石の棚田米だが、お米の粒が小さく甘みがある。漬け物もおきまりの柴漬けなどなく、ぬか漬けに胡瓜の浅漬けだ。感心した。

満足して就寝。そして起きたら大雨。おまけに天気予報は夕方まで雨なので、一日図書室にいようかと思っていた。この図書室も一年前はなかったものだ。昨日ハイキングをしておいて良かったな、と思ったらお昼には晴れた。ランチもホテルで食べて、それからハイキングに出発した。その前にホテルの正面を写真に撮る。

石畳が綺麗なのが分かるだろうか。

この日に登ったのは矢岳で、雲仙地獄の裏手に当たる。前日に登った絹笠山と同じく1,000m足らずの山だが、大雨の後でもあり足場は良くない。ひいこら言いながら休み休み登る。頂上へ着いたらこれまた素晴らしい眺望だ。空が晴れたので海の方がよく見える。普賢岳や平成新山も正面にある。その下には日本最初のパブリックコースである雲仙ゴルフ場が見える。
良い気分になって山を下りる。途中で女性とすれ違うが、普段着普段履きのまま一人で登っていく。ちょっと驚き。こちらはウォーキングシューズで失敗した、トレッキングシューズを持ってくればと言ってたのに。途中温泉街で瓶の牛乳を飲んでホテルに戻り温泉に入る。気持ちいーい。

続く。

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