2007年7月4日水曜日

明日の記憶、ほか

日曜洋画劇場って邦画ばっかりやってるみたいだけど、渡辺謙主演の若年性アルツハイマー病をテーマにした「明日の記憶」をやっていて全部見てしまった。病気ネタで暗い話ではあるものの、淡々とした演出は引き込まれるものがあった。現実の病気はもっと悲惨でやりきれないんだろうけど、そんな現実を仄めかしつつ美しく描く表現はなかなか良かったと思う。吹石一恵が出てるから見始めたはずだったのだが、あんまりでなかった。でも渡辺謙が上手かったからいいや。大滝秀治も良かったなあ。

先週の水曜日には尺八の藤原道山とピアノの人のコンサートを聴きに行った。まあ近所なので。うーん、言い方は悪いけど女子供向けだなあ。綺麗な環境音楽みたいなのは、なんで尺八なのかが良く分からず。フルートでも良いじゃん。ジャズっぽくテンポの良い曲は、実際そのものもあったけどRPGのラスボスを倒しに行く曲みたい。と言うわけで、女と子供向けという印象だ。上手だしルックスも良いから人気にはなるだろうけど、音楽的に興味が持てるかというとどうかなあ。英国フォーク好きの自分からすると、もっと泥臭く新しい日本音楽が創造できないものかと思った。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム