2011年8月25日木曜日

道東旅行その3

ホテルをチェックアウトして出発した。フレペの滝ウォークの出発点だったはずの知床自然センターへ行く。うむ。鳥の声が聞こえる。茂みに逃げ込んだ鳥はアオジだろうか。そうするとウォーキングに来た集団が。おばちゃんたちが一杯。とてもこの集団に入って鳥を見るのは無理だな、と思った。知床横断道路に出発した。自然センターのすぐ側でエゾジカの群れを見る。やばいなあ、人の近くにいるよ。

知床峠は雲というか霧で視界が全く開けず。峠で降りるのを止め、羅臼に向かう。羅臼ビジターセンターにちょっと寄る。間欠泉が隣にあったが、間隔が50分と言うことで道の駅に向かう。むむ海辺に出ると雲の向こうに国後島が見える。ほんとに近いなあ。学生の時も来たはずだがあまり覚えていない。後はひたすら海辺のドライブをした。

そのまま野付半島に行こうかと思ったが、知床峠も寄らなかったので標津湿原に行ってみようと思い、ポー川史跡自然公園に行く。この標津湿原は当たりでした。全く客がいない(ちょっと小雨交じりのせいもあるか)が、実に良かった。


まず湿原に入ったところで迎えてくれたのがノビタキ。北海道定番ですな。ギチギチ地鳴きをしていたよ。まっすぐ進み史跡の近くにポー川が流れていたが、ヤマセミの声のようなのを聞いた。ホントかね。
道を戻り分かれ道をヨシ原の方に進むと小鳥がいろいろだ。

赤い鳥、ベニマシコの夏羽だ。ベニマシコは冬の軽井沢で見たのみ。しかも糞ガキのせいで写真も撮れなかった。これも後ろ姿だけど赤いのは分かる。

こいつはベニマシコのメスだと思うのだけど、どうでしょう。

標津湿原には未練があったが、野付半島へ移動した。延々と半島の道路を走る。長いなあ。トドワラの駐車場(野付半島ネイチャーセンター)の手前にはナラワラを見る駐車場がある。

ミズナラのが地盤沈下により海水が入り枯死した枯れ木林だ。ここでもシギが見えたが、何なのか良くわからない。
野付半島ネイチャーセンターに到着した。寒い。風が強いのだよな。別海牛乳など(昔懐かしテトラパック)を飲んでから遊歩道を出発した。この遊歩道が原生花園で、ノリウツギの白い花があちこちに咲いていた。

どこにでもいたカワラヒワ。東京でも見られる。

トドワラはずいぶんと衰退してあまり木の墓場と言う感じではない。残骸だね。

トドワラの帰りは馬車の道を歩いたんだが、そこで見かけたキョウジョシギ。


エゾシカの親子を間近で見る。人から逃げないなあ。やばいなあ。後で知ったのだが、砂州の一本道を歩いてきたのでは無く、海を渡ってきたらしい。


これも帰り道で見た鳥。今年巣立った幼鳥のようだ。ひょっとしてノゴマ?

こんな鳥たちを見てネイチャーセンターに戻り、野付半島を後にする。
根室に行く国道に戻り、とりあえず野付半島の対岸にある尾岱沼の道の駅「おだいとう」へ寄る。北方領土の啓蒙もやっていて、敷地には島を返せ、と叫ぶ家族の像がある。
ここの展望台から裏を見るとテトラポットにオジロワシの姿が。


番でいたが、確かにオジロワシです。繁殖しているのだろうか。

最後に良いものが見られて、当日は中標津に宿泊した。後で思うと、尾岱沼の温泉に泊まれば良かったな。

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