2011年8月24日水曜日

道東旅行その2

知床に泊まった翌朝は5時半からフレペの滝早朝ウォーキングってのを予約してたんだが、雨なのでキャンセルになった。まあ、良かったかな。20人もぞろぞろ歩いたんじゃ鳥を見るどころじゃないだろうし。早起きしたので温泉に入り朝食を摂る。遊覧船観光は10時半出港なのでゆっくりだ。その頃には晴れた。

これが船から見た知床グランドホテル。ウトロ港の目の前だ。遊覧船には韓国人や中国人も乗っていた。少しは観光客が戻っているのだろうか。小型のクルーザーで観光している人たちもいて、そっちの方が小回り効くので断崖近くまで寄っている。ヒグマが見られる確率も高いらしい。まあ、野生のヒグマをどうしても見たいわけじゃないし。見たければ鮭・鱒が遡上する時期に見に行くと良いだろう。

ま、こんな景色が延々と続く。断崖ではオオセグロカモメが営巣していたり、アマツバメが飛び交ってたりする。アマツバメも崖に巣を作る。ツバメより翼が長くスピードが速い。腰のあたりが白くずっと飛んでいる。睡眠も交尾も飛びながらやるらしい。ホントかね。磯の岩の上にはウミウらしきやつらもいる。


これがフレペの滝かな。川が無いのに滝が流れている。乙女の涙だそうな。船からよく見える。


こちらがカムイワッカの滝。温泉である。海に流れ込んだあたりは硫黄で色が変わっている。自然も環境汚染をするんだよね。学生時代に北海道を一周したときに、ウトロのキャンプ場に泊まりカムイワッカの滝に行った。水着を着て滝をどんどん登り上の滝壺に浸かったものだ。今は危険とのことで一番下の滝壺にしか入らせないらしい。pHがとても低くて肌がぴりぴりしたのを覚えている。湿疹や切り傷がある人は入らないのが吉。

港に戻り街で昼飯を食べて散歩に出かける。ウトロのバスターミナルの脇を川沿いに遡ると遊歩道が整備されている。いきなりバスターミナルの側でカワガラスを発見。もっと上流でも見かけたので写真を撮る。

カワガラスと言ってもカラスじゃ無いよ。川に潜って川底の虫を食べたりするのだ。彼を見るのは一昨年の暮れに軽井沢に行ったとき以来かな。可愛いよね。
またここではキセキレイを見かけた。こいつはこの間の雲仙以来。雲仙では雲仙地獄の中にもいるらしい。ハクセキレイと違って用心深く、なかなか姿を見せない。

黄色い色が鮮やかです。ハクセキレイは都会に進出して、東京でもどこでも見られる。良く駐車場にいるよね。でもキセキレイはそうはいかない。
さらに目をこらすとなんとシギがいたりする。キアシシギだ。

東京港野鳥公園にもいたキアシシギ。夏羽になって少しは鮮やかになったか。キアシシギは二羽見た。番だろうか。

遊歩道をしばらく散歩するも、誰も来やしない。みんなおきまりの観光コースしか行かないのね。散歩を堪能してホテルに戻る。また温泉とバイキングの食事。二泊目なので、前日は洋食系にワイン(余市のツバイゲルトレーベ。GWのおたるワインと同じ味だった)をチョイスしたのに対し和食系を選んで日本酒を飲んだ。お酒は男山でした。流氷で熟成させた知床仕様らしい。夕陽を見ながらのんびり出来た。

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