2011年6月25日土曜日

クロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン2005

有名なジョリー家のモノポール畑。畑単独のAOCを持ち、その名前はサヴィニエール-クレ・ド・セラン。バイオダイナミクス農法で有名なニコラ・ジョリーが今の当主。1930年代にはフランス5大白ワインの一つとされた。他はモンラッシェだのディケム、シャトー・シャロン、シャトー・グリエだのである。シャトー・グリエなら飲んでみたいが。
さてこのワインだが、色は濃く酸化のニュアンスがある。複雑な香りと味わいでエステル臭や日本酒のニュアンスも感じる。二酸化硫黄の添加を極力抑え、自然酵母の発酵を志向する事で、果実味が失われている気がする。シュナン・ブランのワインなら、サンソニエール、ユエやギャラリエールの方が好ましく感じる。話の種に一度飲むことは良いと思う。

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