2007年3月3日土曜日

フランス旅行 6

さて、旅もパリとなりこれにて旅程は終了。パリは去年の10月に出張で来ているが、本当に通り過ぎただけなので町歩きをするのは10年ぶり以上だ。まあ、排気ガスと煙草の煙と化粧品の匂いに満ちあふれており、人間の行儀は悪く食べながら歩くか、煙草を吸いながら歩くか、犬を連れながら歩く人間が大半だ。共通点は街を汚すこと。

メトロはカルネを買って乗ったが、ドアを開けるのが未だに手動なのは驚き。電車も狭いよなあ。買い物はさっぱりやる気がしない。ユーロ高なんで買う気がしないのだ。J.M.WestonとParabootsは店の前まで行ったけど、フィッティングを考えるなら日本でいいやと思ってしまった。どうしても買いたい靴があるわけで無し。。。

パリの二晩はレストランへ。一晩目は高級ホテルMeuriceのセカンドレストラン。美味しいのは美味しいのだけど、フランス料理っぽくないね。前菜はリゾット。メインは魚介の唐揚げバスク風。野菜を良く煮たものをやや甘い味付けにしている。甘みの元を妻はハチミツと見抜いた。大したものだなあ。お隣に座っていたカップルのどちらかが有名人らしく、店の客たちはこっちを見ていたそうな。俺は背中を向けていたので分からなかったが。男が俳優なんかじゃないのかなあ。凄いアゴの人だった。

二番目はトリュフづくしの店。パラブーツの並びだった。この店には俺たち含めて、帰るまでに四組しか客が来なかったけど、全て日本人のツーリストだった。変な店。前菜のポーチドエッグ・トリュフソースは、美味しんぼに出てきた料理だな。まあ普通に美味い。メインはジャガイモ。腹一杯になるが腑に落ちない。

どちらも65ユーロの定食だからこんなものかもしれないが、コストパフォーマンスはとても良くない。日本でフランス料理を食べた方がよいでしょう。

帰りのシャルルドゴールでは、カウンターでまたもエールフランスのおばさんに怒鳴ってしまった。本当に働く気がないんだよな。「出来ない」とか言って、文句言うとやるし。出来るじゃんか。こういうところのフランス人は本当にどうしようもない連中だと思う。

まあ最後にそんなこともあったけど、楽しい旅行でした。フランスはコーヒーが美味しくなかったのが意外でした。スペインの方がずっと美味いです。料理も概ねたいしたこと無いです。その辺の食堂ならバルセロナの方が遙かに勝っている。でも町並みとか景色はやはり大したものである。

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