2007年3月1日木曜日

フランス旅行 5

午前中はバスで移動してモンサンミッシェルへ。まずは堤防の手前のレストラン(La Rotisserie)で、例のオムレツである。まあ美味くはないだろうと思っていたら、意外にいける。なんだかエビ風味のようなソースがたっぷり。レストランの表に出て値段を見ても、巷間言われているほど高くない。8ユーロほどでたいしたこと無い。付け合わせのフレンチフライ(ポン・フリ)は熱々で美味しかった。悪くないじゃん、と思ったら島の中では確かに悪辣な商売をやっている。40ユーロぐらいしたんじゃなかったかな。やり手のポーレールおばさんの末裔が商売してるのかね。

写真は島に続く堤防上の道路で撮ったもの。ちなみにこの道路はいずれ無くなります。堤防を壊して橋を架ける工事を始めたところです。これによって独立した島の景観を取り戻すのだそうな。そうしたらベネツィアみたいに、手前で車を降りて歩いて渡ることになるんでしょうな。

もともと思い入れを持って訪ねてきたわけではないので、モンサンミッシェルも「ふ~ん」てなものである。ただし遠浅の干潟の風景はなかなかだし、干潟と来れば鳥がいるのも良い眺めである。ノルマンディーとブルターニュの境目に位置すると言うのも面白いな。島の中も土産物屋の参道の上に修道院があるという作り。どんな修道院だったかもう忘れた。十字架の上に更に小さな木が交差してるのは何?とフランス人のガイドさんに聞いたら、「そこには”イエスはユダヤの王である”と書いてあります」とのことでした。

家内が「モンサンミッシェルから絵はがきを出すと島の絵の消印が押される」と聞いて出したけど、家に帰ってみると小さな絵で非常にしょぼい。前日のシャンボール城から出した絵はがきの方が遙かに立派な消印です。絵はがきを出すならモンサンミッシェルは止めてシャンボール城にしましょう。

モンサンミッシェルを後にして、港町サン・マロへ。時間があったので、旧市街の城壁の上に上がって散歩する。移動遊園地みたいのが出ていて賑やかだ。ハーバーの船も良い感じ。いつか旧市街のホテルに泊まってみたいものですな。サン・マロは大変良い感じの街でした。

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