2010年6月1日火曜日

「セックス・アンド・ザ・シティ2」のプロモーションで主演4人が来日

映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」のプロモーションで主演の4人が来日した。NHKでやっていたけど成田に300人のファンが集まったというが大半が女だ。ファンにインタビューしていたけど、「セックスアンドザシティは大好きです。とっても共感します。」とか言う女がいた。はあ?共感だって?お前は男を取っ替え引っ替えして、友達とおしゃれな話題のレストランでブランチしながらセックスの話をしてるのか?マノロ・ブラニクの靴を何足持ってるんだ?ゲイの友達はいるのか?と怒りが湧いてきた。あの糞ドラマに共感して良いのは中村うさぎぐらいだよ。奴はドラマをやる前からああ言う生活を実践しているからな。ただドラマや映画を見て憧れている連中はちゃんとその事を自覚すべき。お前は共感してるんじゃなく、あの都会的でおしゃれな日常に憧れているだけなんだ。もちろんあのドラマを作っている人たちは、共感をしてもらうために作ってるんじゃない。突っ込まれるために作ってるんだ。それを分かんないで「凄く共感できる」なんて言ってる馬鹿女は恥を知るべきだろう。

俺は世界の都市で一番嫌いなのがニュー・ヨークである。この拝金主義の極みのような街は、もちろん一般アメリカ人にだって好かれちゃいない。いわゆる普通のアメリカ人にとってNYはせいぜいクリスマスショッピングに行くところで、とても住むような場所ではなく、変な外国人とゲイとコスモポリタンがいるところである。この場合のコスモポリタンとは全くほめ言葉ではない。だからそこで暮らすキャリアウーマンの富裕層で、ゲイの友達がいて誰とでも(に見える)寝るあばずれ女などは突っ込むための存在なのである。キャリーが自分はもっとも都会的で進んだ女のつもりでいたのが、パリでコンプレックスに苛まれるのもそう言うわけだ。人を見下していた都会の高慢ちきな金持ち女だって、パリに行ったら俺たちと同じ田舎ものじゃないか、それならまっとうな暮らしをしてる俺たちの方が上だよな、って。そう、ニューヨークってそんな存在なのじゃないか。

だから、あれは突っ込んで馬鹿にするためのドラマなんで、共感するためのものじゃない。もちろんお馬鹿な彼女たちに人間味を感じるのは勝手だけど、徹底してスノッブな女として描かれている彼女たちに共感する意味ってのをもっと考えたらいい。お前たちは中村うさぎになりたいのか?俺は西原理恵子の方が好きだけどね。

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