2010年5月8日土曜日

GWに帰省(3)

洞爺湖へドライブしたが、登別の先は片側一車線なのね。去年は登別温泉に行ったので気がつかなかったのだ。札幌から虻田洞爺湖インターチェンジまで走って1,000円の恩恵を受ける。うーむ、有り難いけどやっぱりおかしいよね。お袋は「(PAやSAの)トイレ掃除やトイレットペーパーのお金は誰が出しているの?」と俺に尋ねたので、だから本来は高速料金から賄われるのだろうけど、無料になれば税金なんだろうね、と答えた。修繕費もあるだろうしね。無料は本質的にただになるのではなく、費用負担を利用者以外にも求めると言うことだ。問われるべきはそのことだろう。

ホテルにチェックイン。万世閣レイクサイドテラス。お部屋は隣同士にしてもらえた。最初は違うような話もあったのだが。親を残してかみさんのリクエストにより昭和新山へ行く。いや、子供の時以来だなあ。相変わらず噴煙を上げているわけだが、特筆すべきは観光地としてあまりにレトロであること。土産物屋が軒を連ねているのだが、街頭拡声器からは演歌が流れる。あれは誰を喜ばせようとしているのか?駐車場近くではニュウナイスズメを見かける。赤いなあ。

かみさんのお目当ては熊牧場で、今年生まれたヒグマの赤ちゃんを見たいのだ。抱っこさせてくれるかも、という期待を持って入場。ヒグマの赤ちゃんは確かにかわいい。しかし爪は立派だよね。抱っこはちょっと怖いかも。ここは抱っこさせてはくれませんでした。食べない、と書いてあるのに餌が投げ込まれていたり、客のマナーが気になる。かみさんは係員に取り除くよう頼んでいた。

大人の熊たちも大勢いたのだが、去年の登別熊牧場に比べると荒んだ雰囲気が漂う。熊も覇気がなくおどおどしている。考察するに、ここは熊に与えられる餌が、クッキー状のものと丸ごとのリンゴがある。見かけはしなかったが、このリンゴを熊にぶつけるやつがいるのではないか。そのせいで餌をキャッチするのではなく、餌から身を守ろうとするように見えた。去年の登別熊牧場のヒグマたちは上手に餌を口でキャッチしていたのに。残念だなあ。

夜は部屋食でなかなかのお味。がんばってるなあ。食後は湖上の花火を見る。スモーク・オン・ザ・ウォーターだね。あれはモントルーだからレマン湖だが。

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