2012年7月28日土曜日

電子書籍について雑感

前のエントリーで楽天の三木谷社長が語るアホなコメントについて述べた。炎上マーケティングかと思うような、いらない反感を買って挑発するってのは代表としてどうなのよ、と思った次第。どう見てもカナダの会社を買収して楽天の力を以てして囲い込みのビジネスを始めようって事なんだが、肝心のソフトウェアを作る力が無い。楽天はIT企業じゃ無くて、単なる名簿屋って評価は当たっているんだな。真面目にBtoCのEコマースサイトを作るつもりなら、もっとまともな商売の仕方をするんだろうに、責任は免れて金儲けばかりって感じがぬぐえない。

 さて、俺は電子書籍に関しては全く利害関係が無い。純粋に一ユーザーとして感想を書く。 ちなみに今持っている端末は以下の通り。

  • Sony Reader PRS-650 ディスプレイはE-ink Wifi無し。USBでPCに接続。 
  • 新しいiPad 64GB Wifiモデル 3Gは無し。 
  • Walkman Z-1060 Andoroid端末。 

古いiPod touchも持っているが使ってないので省略。 Walkman Z-1060に関してはEconomistを眺めるのには使えるが、本を読むには小さすぎる。こいつはスマートフォンと同じサイズなんで、スマートフォンでの読書も俺には無理。老眼が入っている人間には辛すぎる。 一方でiPadはサイズが大きいので、雑誌を読むならこれだろう。俺はfujisanで雑誌を買うのだが、Birderなんかのグラビア一杯の雑誌ではこのサイズが必須と思われる。マンガもiPadのサイズがいると思う。文庫本のマンガを読んだ人なら分かるだろうが、やはりマンガのサイズは新書版が最低ラインで、文庫本では厳しい。 と、言うわけでSony Readerでは小説や文章と言うことになる。e-inkはバックライト無しで読めるのと、紙と同じで明るい場所で視認性が良いのが特徴。バックライト無しなので長時間読める。基本的に書き換え時にしか電力を消費しないのが良い。でもやはりサイズが小さいので、マンガや雑誌には向かない。

 koboと比べればソフトウェアの練り方はReaderに一日の長がありそうだ。本体ファームも最近アップデートされ、大きなファイルサイズの本も安定して読めるようになった。

 万能な電子書籍端末は無い。俺としてはiPadとReaderを使い分けるのが良いかと思っている。電子書籍を買うなら紀伊國屋とfujisanだろう。書籍は紀伊國屋で雑誌はfujisan。後はEconomistがあればいいや。やはりDRM付きダウンロード方式では無く、マルチ端末で利用可能な方式がありがたい。

 今後はkindleが出てきて、電子書籍が安くなることを祈るばかり。裁断機を買って自炊することも考えている。

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