2010年10月2日土曜日

ラ・ジリバルディーナのバルベーラ・ダスティ“サルマッサ”2005

果実味たっぷりのバルベーラ100%で作ったワイン。かなり濃厚で鮮やかな色合い。エッジに紫色が入る。ピエモンテ州のワインでは昔、毎日飲むドルチェット、日曜日のバルベーラ、特別な機会のネッビオーロと言う明確な棲み分けがされていたそうな。(宮嶋勲「バルベーラワイン考」)前に飲んだドルチェット・ダルバは口に合わず、バローロはこの間美味しく飲めた。で、バルベーラはと言うととても美味しく飲めたのである。おそらくマロラクティック発酵で酸が穏やかになり、美味しい果実味を楽しめるようになったためだろう。またタンニンが殆ど無いと言うバルベラの特徴から、複雑味は無くかつ濃くても澱があまりたまらない。良くできたワインだが、たまに飲むかワインを飲み付けていない人と飲むときに良いという感じ。

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