2011年3月21日月曜日

武蔵野の野鳥

連休はかみさんの実家へ行き、近所の新座市と翌日に狭山湖周辺を散歩した。初めての野鳥にずいぶん会えたので記録する。

まずは野寺で見たツグミ。この冬は本当にツグミをよく見る。至る所で見かけるのだ。山に雪が多かったせいだと思う。このツグミはカブトムシの幼虫を落ち葉の中から掘り出して突いていた。

それから林の中でシメを見た。木の上で一羽止まっていた。これは初めて見た鳥である。

新座片山のしまむら側の林でアオゲラを見た。これも生まれて初めて。夕陽を浴びていたのであまり緑色に見えないですね。盛んに樹を突いていた、と言うか樹の隙間に嘴を入れていたので、蟻を捕っていたのかも知れない。

翌日は狭山湖へ。電車の本数も少ないので西武球場前駅は閑散としている。まずはカンムリカイツブリ。狭山湖では有名らしいが初めて見た。これはでかい。
冠羽が見事。これは夏羽っぽいが冬羽のもいた。狭山湖はあまり側に寄れないので、遠くから望む感じ。湖の反対側が芝生の斜面になっていて、ムクドリが一杯いたのだが、見慣れない鳥の写真。

シロハラかと思ったがどうも感じが違う。この冬シロハラには会っているし。家に帰って調べるとマミジロのメスっぽい。胸に鱗状の斑があるので。でも良くわからん。

そこからトトロの森とか言う方に行くと、コゲラやエナガが迎えてくれた。
エナガはピンぼけ。前の日にシメを見た後に野寺でも見た。コゲラはまあ、どこにでもいるけど。かみさんの実家側でも見られる。そこからトトロの森何号地とかを歩く。ペット霊園などを過ぎるととても綺麗なさえずりが。正体は分からなかった。さらに山道っぽいところを歩くと、藪の中の草地を歩くトラツグミを発見。これも初めて見る鳥だ。
見事な擬態ですね。枯れ草に紛れている。トラツグミは北海道では夏鳥のようだが、冬を越すのもいるらしい。夜に怖い声で鳴くので、鵺の正体がこれだという。

いや、今回はなかなかの収穫であった。武蔵野の残されたわずかな自然にもちゃんと鳥がいるのだなあ。初夏にまた来よう。

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